共栄設備工業株式会社の前身である長友設備工業は、昭和50年(1975年)、宮崎県日南市・鵜戸地区で創業した設備会社です。

昭和の日南海岸/©Miyazaki City
昭和50年代の宮崎といえば、まさに「観光宮崎」が全盛期を迎えていた時代でした。
昭和49年(1974年)には、宮崎市内に宿泊した新婚旅行客が約37万組にも達し、全国で結婚したカップルの約35%が宮崎を訪れるという、空前の「フェニックス・ハネムーンブーム」に沸いた時代です。
青島や鵜戸神宮といった日南海岸の観光地には、南国の風情を求めて全国から多くの観光客が押し寄せ、街には活気と賑わいがあふれていました。

昭和の宮崎の街並み/©Miyazaki City
昭和50年代、鵜戸神宮を中心とした鵜戸地区もまた、観光地として大きく発展を遂げ、周辺では旅館や売店、飲食店の建設や改修が次々と進められていきました。

鵜戸神宮
長友設備工業は、そうした観光施設の給排水設備や厨房設備の工事を数多く手がけ、華やかな観光地の“裏側”を支える存在として、地域に欠かせない役割を担っていきました。
観光客の目には映らない場所で、安心・安全な水と設備を守る――それが、創業当時から変わらぬ仕事の原点です。

昭和の港町の風景/©Miyazaki City
当時はまだ、手書きの図面と電卓が主流で、FAXさえも普及していない時代でした。しかし、地域の暮らしと発展を支えるインフラ整備への需要は年々高まり、観光施設の建設ラッシュ、住宅建設の増加、そして道路整備に伴う地域開発の波が、確実に押し寄せていました。
そんな活気あふれる時代の中で、長友設備工業は、地域の人々の生活を足元から支える設備工事のプロフェッショナルとして、確かな一歩を踏み出していったのです。
創業から半世紀近く。
時代は大きく変わりましたが、地域の暮らしを支えるという創業時の志は、今も変わらず共栄設備工業のDNAとして受け継がれています。